赤ちゃんの寝床問題。
悩みますよね。
ベビーベッドを置くのか、布団で添い寝するのか、大人用ベッドで一緒に寝るのか…
様々な選択肢がありますが、我が家の一例をお話ししたいと思います。
こんな方に読んでほしい
- これから赤ちゃんを迎えるパパママ
- ベビーベッドを買うかどうか悩んでいる方
- ベビーベッドを置くスペースがない方
- 大人用ベッドで添い寝しようと考えている方
結論、我が家はベッドを捨てました
我が家は寝室にシングルベッド2台を並べて置いていて、そこで息子と添い寝をしていました。
ですが生後5ヶ月の時に思い切ってベッドを処分することになりました。
我が家のお家事情
そもそも我が家は3人家族で1LDK住まいという、かなり限られたりスペースでの生活です。
他に物を置くことはできず、ベビーベッドは到底置けない家です。
参考記事>3人家族で1LDKの生活とは?子育てする上でのメリット・デメリット、間取りを公開!
シングルベッド2台で添い寝
日中仕事をする夫の睡眠を邪魔しないために、夫がリビングで寝て、シングルベッド2台で息子と寝ることになりました。
ですがシングルベッドに置いていたマットレスが柔らかすぎるため、マットレスの上にはベビー布団を重ねて敷いていました。
生後4ヶ月頃までは寝返りもしないので、その状態で添い寝していました。
寝返りはしないけどどんどん動くように
生後4ヶ月を過ぎたあたりから息子の脚力が上がってきて、眠りが浅い時にジタバタと脚を動かす反動で動くようになりました。
それまでは寝かせた場所で朝まで居てくれたのでベッドから転落の心配はありませんでしたが、夜中目が覚めるとかなり危ない位置まで移動していたりということも…
すると、ただでさえ夜間授乳で寝不足にも関わらず不安で余計に眠りが浅くなるという悪循環に陥るようになりました。
安全対策を考えてみた
大人用ベッドをどう工夫すれば安全を担保できるか?と考え、色々と調べてみました。
- ベッドを壁にくっつけ息子を壁側へ寝かせる
- ベッドガードを取り付ける
- 床に布団を敷き詰める
ベッドを壁にくっつけて息子を壁側へ寝かせる
よくある方法かと思います。
ですが、息子を21時に寝かしつけた後に私はリビングで過ごすことが多く、朝も息子より早く起きて家事をします。
いずれ寝返りをうつようになったら、私が四六時中横についていないと危険なのではと思うと現実的ではありませんでした。
ベッドガードを取り付ける
ネットで後付けのベッドガードを調べると色々と商品は出てきます。
よし、この方法で行こう!と思っていると、以下のような注意喚起が目に止まりました。
ベッドガードは使用できる年齢が決まっています。
6歳以下の子どもが、主に就寝時などに大人用ベッドやベビーベッドから転 落することにより負傷又は窒息する事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せ られており、平成 27 年1月から令和2年9月末までに、計 912 件の報告がありました。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_041/assets/consumer_safety_cms204_20201113_01.pdf
〜中略〜
【事例3】乳児がベッド用落下防止柵とベッドの隙間に挟まった状態で発見され、死亡が確認された。当該製品は、一般家庭の室内で使用する成人用ベッド及びマットレ スと併用し、生後 18 か月から 60 か月の幼児がベッドから転落等することを防止 するための幼児用ベビーガードであった。
当該製品が取り付けられていたベッドは、マットレス一体型のベッドであり、当該製品のネット部とベッドの間には、約5cm の隙間が空いていた。
(事故情報データバンク 3、事故発生:平成 29 年9月、0歳、死亡)
乳児には窒息のリスクがあると知り、この方法も却下となりました。
床に布団を敷き詰める
最後は落ちることを前提に、落ちた時の衝撃をいかに和らげるかということを考えました。
ですが2でご紹介した消費者庁の注意喚起の中にあるように、敷き詰められた毛布とベッドの間に挟まって窒息した事例もあるようです。
結局何もいい案は見つからなかった
何度もネットで調べたり、楽天で良い商品はないか検索したり、育児ブログを読んだり、市の保健師さんに相談したり…
ありとあらゆることを調べてみましたが、やはり私の中で安心できる大人用ベッドでの添い寝方法は見つかりませんでした。
転落の危険性がなく、安全に添い寝できる方法は・・・?
そして最終的に、大人用ベッドを処分するという結論に至ったのです。
ベッド処分後の寝床
シングルベッド2台を処分して、ダブルサイズのマットレスをフローリングに直置きしています。
フローリングに直接マットレスを敷くと湿気がこもるため、本来はあまり良くありません。
フローリングとマットレスの間にすのこを敷いた方がいいのですが、すのこを置く代わりに三つ折りできるタイプのマットレスを選び、週に1〜2回はマットレスを壁に立てかけて換気しています。
かなり寝室にスペースができたので、チェストや全身鏡を置くこともできています。
ベッドを処分して、実際どう?
大大大正解でした。
現在生後10ヶ月ですが、息子の寝相はますます悪くなり、ダブルサイズのマットレスの上を縦横無尽に転がり回っています。
これがもし大人用ベッドでの添い寝だったら、どんな安全対策をしたとしても万全ではなく、安心して眠れなかっただろうなと思います。
まだまだ綺麗なベッドを捨てるのはとても勇気がいりましたが、全く後悔していません。
フローリングにマットレス直置きで添い寝するメリット
- 転落の危険性がない
- 部屋を広く使える
- 授乳が楽
1は言うまでもありませんが、1LDKの我が家にとって部屋が広く使えるようになったことは大きなメリットです。
加えて、私は(ほぼ)完全母乳で育児しているため、夜間授乳も添い寝だと楽チンです。
いかがでしたでしょうか。
ご家庭の間取りや考え方、授乳方法によっても理想の寝床は異なると思いますが、我が家の一例がどなたかのお役に立てましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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