入園を迎えたけど、保育園に馴染めるのか心配…
慣らし保育がうまく進まず、仕事復帰できるか不安…
保育園が決まっても、心配や不安は尽きないですよね。
私自身も第一子入園〜仕事復帰までの流れの想像がついておらず、いざ慣らし保育が始まってみると、予想外に大変なことがたくさん…!!
子育てって本当に思い通りにいかないものだなと痛感することとなりました。
私のそんな経験がパパママさんの参考になればと思い、我が家の慣らし保育の経験談をお話ししたいと思います。
こみち家の状況
- 入園時:息子1歳8ヶ月
- 年度途中の入園
- 第一子
- 両家実家遠方、親以外に長時間預けられた経験なし
- 一時保育経験なし
- 人見知り強め
- ママ大好き
慣らし保育のスケジュール
我が家の住む自治体では入園月の月末までに復職することが決まりとなっていました。
ありがたいことに、私の会社は復職日の融通が利いたので、復職日は月末ギリギリに設定せてもらうことができました。
おかげで約20日間の慣らし保育期間が確保できたので、かなりのんびりとしたスケジュールで慣らし保育の予定を組んでいただきました。
具体的なスケジュールは以下のような感じです。
- 1週目:9時〜11時(朝おやつを食べ、公園にお散歩or室内遊びの後お迎え)
- 2週目:9時〜12時(昼食を食べてお迎え)
- 3週目前半:9時〜15時(お昼寝の後お迎え)
- 3週目後半以降:9時〜16時(おやつを食べてお迎え)
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これだけ余裕があれば、あわよくば私のフリータイムも確保できそう…!
淡い期待を抱いていた入園前の自分に言ってやりたい。
そんな都合よくいかないよ!!と。
1週目 わけもわからず泣き叫ぶ
初日は私と夫、息子の3人で保育園へ。
教室に入ってしばらく慣れるまで付き添っていました。
初日で状況がわかっておらず、パパママがいて超ご機嫌な息子。
朝おやつもるんるんで食べていました。
そして息子がおもちゃで集中して遊び始めたタイミングで、バレないようにこっそり部屋を抜け出しました。
11時になり、お迎えに行くと…
顔を真っ赤にして泣き叫ぶ息子の姿が。
そして私の顔を見た瞬間に
「どこ行ってたんじゃぁぁぁい!!!!」
と言わんばかりの声で大泣き(彼が日本語話せたらきっとそう言っていただろう)。
悲しみ、寂しさというよりも激怒していました。笑
2日目は本人もわかっているので、保育園が見えてくるとその時点で大泣き。
3日目以降は保育園バッグを見るだけで泣くようになっていきました。
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おぉぉ…予想はしていたけど手強いな…汗
2週目 ハンガーストライキ
息子は元々食に対する興味が薄いタイプの子どもです。
食べることよりも遊ぶことの方が好きなので、機嫌が悪いと絶対にご飯は食べません。
おやつで機嫌が取れるタイプでもありません。
そんな息子なので、保育園での1番の心配事は食事でした。
実際に初日にご機嫌で朝おやつを食べて以降、朝おやつは1口も食べなくなってしまっていました。
そして2週目からはお昼ご飯が出されても、1口も食べずに不貞腐れていたようです。
結局保育園では昼食を食べず、帰宅してから食べさせることに…。
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超不機嫌な息子にお昼ご飯を食べさせなきゃいけないのが結構大変なのよ…
2週目の後半 ついにきた、アレ
はい、お熱ですね。
38度を超える熱が2日続き保育園はお休みしました。
これが噂の保育園の洗礼?
それともただの疲労?
発熱以外の症状が何もなかったので原因ははっきりしませんでした。
結局土日を含めて4連休になってしまったので、保育園生活がリセットされてしまいました。
3週目 ハンガーストライキ脱却の兆し…だったのに…
3週目の週明けは予想通り大荒れでスタートしました。
しかし2日目に大きな変化が訪れました。
なんと、朝おやつとお昼ご飯、完食したのです。
その前日まで、一度も、一口も食べなかった朝おやつとお昼ご飯なのに。
さらに驚くべきことに40分お昼寝できたそうです。
先生にその話を聞いて、嬉しすぎて変な声が出ました。笑
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これできっともう大丈夫だ!このままうまく保育園生活に慣れてくれるはず!
…そう思った矢先のことでした。
またしても、お熱…
今回は発熱に加えて下痢や発疹の症状もあり、なかなか解熱しません。
結局3週目は3日間休むことになり、これまた保育園生活がリセットされてしまいました。
翌週の4週目の慣らし保育は2日間のみ。
復職まであと2日しかない…!いよいよ焦る!
さらに今回は私も息子の風邪をもらってしまい、体調も悪くメンタルも落ちてきました。
まだ保育園でお昼寝は30〜40分しかできたこともなく、ご飯を食べたのも1度だけ。
毎週のように発熱し、慣らし保育の1/4は休んでいる。
こんな状況で仕事なんてできるのだろうか…
そんな不安が募っていきます。
4週目 リセットされた保育園生活
4週目は案の定、振り出しに戻ったような状態でした。
朝おやつもお昼ご飯もほぼ食べずに、夕方までずっと不機嫌に泣いて過ごしていたようです。
そして、何よりも大変なのが帰宅してから寝かしつけまでの時間です。
息子は1日保育園に預けられていたことが気に入らないので、帰宅後、ずっと私にしがみついています。
抱っこから下ろそうとしたら大泣き。
ご飯の準備をしたくても、しがみついて離れない。
今まで一人である程度食べてくれていたのに、私の膝の上じゃないと食べない。
お風呂も抱っこしたまま。
寝かしつけるまで機嫌が悪すぎて、私もヘトヘトになっていました。
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自分の食事やお風呂どころではない…!
こんな状態が続くなら、きっと仕事は続けられない。
退職も覚悟しました。
夜、泣き疲れて眠る息子の横で「慣らし保育 終わらない 退職」と検索しては、半泣きになっていました。。
ついに復職!息子最優先で仕事を切り上げる
いよいよ迎えた復職日。
ありがたいことに私の会社は基本在宅勤務なので、復職初日も在宅で業務をスタートしました。
さらに時短勤務&フレックスなので、復職といえど初日はかなり時間にゆとりがありました。
面談で早速上司に息子の慣らし保育がうまく行っていないことを伝え、しばらくはなるべく朝早く業務を開始し、早めにお迎えに行ってあげたいと相談しました。
上司も2人の子持ちで理解があり、フレックスを活用してうまくやりくりしてねと快く受け入れて下さいました。
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なんと素晴らしい会社なの…!(きっと今だけ)
きっと数ヶ月後には忙殺されてそんなこと思う余裕は無くなっていると思いますが、この時ばかりは、この会社で働けていることに心から感謝しました。
そして数年前に転職した自分の決断は間違っていなかったと、改めて確信する機会となりました。
ダッシュでお迎えに。保育室で見た息子の姿は…
復職初日は15時半には業務を終え、またハンガーストライキをしているであろう息子に速やかにご飯を食べさせてあげられるよう夕飯を準備。
その他の家事も全て終わらせ、16時半にはお迎えに行きました。
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きっとまた大泣きして先生に抱っこされているんだろうな…
そう思いながら保育室を覗くと…
そこには先生のお歌に合わせてルンルンで踊る息子の姿が。
家で音楽に合わせてダンスをしている時と同じような笑顔で、楽しそうにくるくる回っています。
その姿を見た瞬間、息子の成長の喜びと、わずかな寂しさが混じった、複雑だけれども言葉で表現し難いあたたかな気持ちに包まれました。
息子は私を見つけた瞬間、また泣き始めるのですが、帰り際も先生に笑顔で手を振ることができました。
そして帰宅後も、前日とは見違えるほど機嫌良く過ごせました。
先生の話によると、この日はご飯もおやつもちゃんと食べてお昼寝もできたようです。
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別人?!と思うほどの変貌ぶりにこっちがついていけないよ…!
1ヶ月で大きく成長した息子
入園当初はひたすら泣き続けて遊ぶこともままならなかった息子ですが、約1ヶ月でご飯も食べてお昼寝までできるようになりました。
どうなることかと心配しましたが、子供の適応能力は目ざましいです。
大人の想像を遥に超えてきます。
担任の先生の力
そして言うまでもなく、先生方の力あっての息子の成長です。
なかなか慣れない息子に不安になっていた私ですが、担任の先生はいつも「大丈夫ですよ〜こんなもんですよ〜」と飄々として励ましてくださいました。
その言葉に大変励まされ、安心して息子を預けることができました。
そして、先生方もぐずる息子に根気強く付き合い、抱っこし続けて寄り添ってくださいました。
息子も先生方の愛情をしっかり受け止めて、安心して保育園で楽しく過ごせるようになったのでしょう。
温かな先生方のお陰で、私も毎朝笑顔で息子を送り出すことができています。
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この保育園を選んで、本当に良かった…
まとめ 焦らず子どものペースを待とう
今回の慣らし保育で、子供にとって入園が大きな衝撃となり、一時的に子供を不安定にさせるのだということを実感しました。
今までずっと側にいた母親と離れて大勢の子供や先生の中で過ごす。
それは子供にとって大変ショックで不安な出来事なのです。
だからといって、可哀想と思ったり、罪悪感を抱いてはいけないということも学びました。
なぜなら、そういうネガティブな感情は子供をより不安にさせるからです。
自分が決めた選択を信じて貫くこと。
毎朝笑顔で送り出してあげ、笑顔でお迎えに行くこと。
よく頑張ったね、としっかり抱きしめること。
そうすることで、子供の初めての社会デビューを後押ししてあげることができます。
子供を信じて、子供のペースで慣れていくことを待つ。
それが親として大切な姿勢なのだと学びました。
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ついでに、慣らし保育中にフリータイムはほとんど取れないということも学びました。笑
これから入園を迎えるパパさん、ママさんの不安な気持ちを少しでも和らげられたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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