いざ保活!保育園見学のポイントは?見落としてはいけない最も重要なこと

子育て

そろそろ保活しなきゃなんだけど、何を重視して決めれば良いかわからない…

保育園を15施設見学してきて気付いた、私なりの外せないポイントがあるよ!

こみち
こみち

我が子を長時間預けることになる保育園なので、慎重に選びたいですよね。
また、人によってここは外せない!というポイントがあると思います。

私は生後半年の時点と引っ越しに伴い1歳半の時点で保育園の見学を行いました。
2回の保活を通じて見学した保育園の総数は15園。

当初は何の軸もなく見学に行っていましたが、回数を重ねるに連れて自分や息子にとって重視すべきポイントが徐々に見えてきました。

この経験を通して、これから保活をするパパママの皆さんの参考になればと思い記事を書いています。

しかし、保育園選びの際に何を重視するのかという点は各ご家庭によって様々で、正解不正解はありません。
「こみち(筆者)はこういうポイントを重視したんだな〜」と思いながら読んでいただければと思います。

この記事を読むとわかること
  • 保育園見学で何を見れば良いかわかる
  • 保育園を申し込む際優先順位をつけるポイントがわかる

見学した保育園について

私が見学した保育園を記載します。
どういう保育園が我が子に合っているのか、何を基準に選べば良いかわからず、多種多様な保育園を見に行きました。

  • 認可保育園
    • 100名以上の大規模園:2施設
    • 50〜60名の中規模園:3施設
    • 20〜40名のやや小規模園:3施設
    • 20名以下の小規模保育園:5施設
    • 5名以下の家庭的保育園:1施設
  • 認可外保育園
    • 60名の中規模園:1施設

保育園を選ぶ際に何よりも重要なこと

結論から言うと、私が最重視したポイントは安全面(防犯・災害)です。
様々な保育園を見学してこの結論に行き着きました。

いやいや、安全面も重要だけど、園の雰囲気とか、何に力を入れているかとか、そういうことも大事じゃない?!と思った方もいらっしゃいますよね。

幼い子どもが長く過ごす場所だから、どんな風に日中過ごすかって大事なんじゃない?

私も当初はそう思っていたんだけど、それ以上に安全面を重視するようになった理由をお話しするね!

こみち
こみち

保活当初に私が重視していたポイント

私は保育園見学を始めた際に見ていたポイントは以下のようなことでした。

  • 送迎のしやすさ(家から駅までの間に保育園があるのがベスト)
  • 先生の雰囲気(親しみやすいか?疲弊していないか?)
  • 規模(小規模保育園の方が手厚いらしいと聞いた)
  • 保育園の特色(英語と音楽をやらせてあげてほしい)

送迎のしやすさについては入園した今もかなり重要だと思っています。
雨の日も風の日も、毎日送迎しなければいけないからです。

ですが、先生の雰囲気、規模、園の特色については見学を進めていくうちにそれほど重視しなくなりました。

先生の雰囲気

見学に行くと、多くの場合園長先生が説明や案内をしてくれます。

園長先生=園の顔、と言っても過言ではありませんから、園長先生の雰囲気や第一印象は大事と思っていました。

ですが、実際のところ日々我が子を見るのは担任の先生方です。

見学でクラス担任と話せる機会はほぼなかったので、子供が実際どんな先生にあたるのかというのは入園するまでわからないというケースがほとんど。

園長先生との相性と言っても、見学の短い時間では判断できないでしょう。

加えて、どれだけ先生との相性が良いと思って選んでも、先生方も異動や進級でいなくなってしまう可能性も高いです。

そういった理由から、「先生との相性」という曖昧で不確かな要素は優先度を下げました。

注意

明らかに先生の態度が冷たい、余裕がない、見学の申し込みの際の対応が悪い…等の違和感を覚えたら、その園は避けておくのが無難です。

こみち
こみち

園長先生と主任先生がギスギスしている園があって、そこは候補から外したよ…先生達の働く環境は大事!

保育園の規模

保活を開始した頃、息子は生後半年ほどでした。

初めての育児でやや過保護に神経質に育ててきており、息子自身の性格も繊細で寂しがり屋だと思っています。

そのため、保活の当初は「いきなり大勢の子どもたちの中に入るなんて息子には無理!小規模園で手厚く穏やかに保育してほしい!」という思いが強かったです。

よって、希望園もできるだけ1クラスの人数が少ないところ、そして可能であれば小規模保育園家庭的保育園に分類されるところに入れたいと思っていました。

小規模保育園とは?

0〜2歳児を対象とした、定員6〜19人の比較的小さな施設。
規模の特性を活かしてきめ細かな保育が実施できるのが特徴。

家庭的保育とは?

0〜2歳児を対象とした、定員3〜5人の小さな施設。
保育者の自宅等で行われることが多く、より家庭に近いアットホームな雰囲気の保育が特徴。

そんな私の考えを、夫にも話しました。
すると夫からはこんな意見が。

「大人数の園が良いんじゃない?大勢の中で揉まれた方がぼっちゃま息子の個性がよく見えるよ

こみち
こみち

なるほど。

私は我が子可愛さ故に息子視点でしか保育園を選んでいませんでしたが、夫は「集団の中にいる息子」という視点で考えていました。

確かに私の「繊細で寂しがり屋」という息子の印象は母親目線での主観です。
もしかしたら彼は大勢の集団の中でもうまくやっていけるタイプかもしれない。

これも入園してみないとわからない不確かな要素ということで、小規模に固執することはやめました。

保育園の特色

見学をしていると、食育、リトミック、英語、体操など、園によって力を入れているプログラムは様々でした。

我が家のような共働き家庭は、習い事をさせてあげたくても時間がないというケースが多いです。
そんな中保育園で様々なプログラムを行なってくれるのはありがたいという思いもあります。

しかし、保育園見学を進めるうちに、その優先度は下がっていきました。
保育園に求めるものは教育プログラムではなく、子ども達が安全に快適に過ごせる環境かどうかが重要だと考えるようになったからです。
そしてそのために重要なことは、やはり先生方に余裕があるかどうかです。

プログラムや行事に力を入れすぎて先生達が疲弊してしまっては、元も子もありません。
本当に習わせたいものができたらその時に時間をやりくりするのは親の仕事、と考え方が変わりました。

こみち
こみち

行事やプログラムが盛りだくさんの保育園は逆に避けるようにしました

たくさん見学をしてみて自分の中の価値観が変わってきた

見学を進めていくうちに、入園してみないと我が子に合うかどうか判断つかないようなものについては、優先度は低いという結論に達しました。

そして、それよりも我が子が毎日安全に過ごせる環境=防犯や災害に強い構造や立地の安全面にフォーカスしようと考えました。

具体的には以下のような点です。

重視したポイントの具体例
  • 園が火災になった時に子どもたちが逃げやすいか
  • 災害が起きた時に避難所は近いか
  • 車の通りが多い道路に面していないか
  • 不審者が入りにくいような作りになっているか

これらは相性や向き不向きに関係なく、入園しなくても良し悪しがある程度ジャッジできます。
また、我が子が長時間過ごす場所なので絶対に外せないポイントでもあると考えました。

都市部によくある保育園

私が保活をしていたエリアは比較的都市部で、子育て世帯が多く住むエリアでした。

そのようなエリアは土地の確保の問題から、マンションの一室や雑居ビルの1フロアが保育園になっていることも多かったです。

マンションや雑居ビルの場合、保育園関係者以外も利用者がいるので必然的に火事や侵入リスクが上がります。
セキュリティロックが導入されていたり、避難経路が確保されていたりしますが、大勢の子どもたちを守ることは容易ではないと想像がつきます。

とはいえ独立した保育園以外を候補から避けていたら通える園がなくなってしまうので、私の中の許容範囲は以下の通りとしました。

  • ビルの中に飲食店が含まれていないこと(火災リスク低減)
  • 複合ビルの場合は保育園は1、2階にあること(火災時は上層階のリスクが高い、逃げやすい)

災害時の避難所の近さ

地震大国日本では、どこに住んでいても災害のリスクが孕んでいます。
もちろん地震だけでなく、台風、大雨、津波、河川の氾濫…あらゆるリスクが考えられます。

そのため、保育園にいる時に災害に遭う可能性を想定して園を選ぶ必要があると考えました。

地域の避難所には小中学校が指定されていることが多いと思います。
保育園から小中学校等の地域指定の避難所が近いかどうかという点も重視しました。

こみち
こみち

保育園の見学で災害時の避難場所について確認しておくと良いよ!

ハザードマップも参考にしよう

ハザードマップとは、洪水・土砂災害・高潮・津波等の災害が起きた際に地形や立地を踏まえて危険度がどの程度か表したマップです。
以下のサイトに住所を入力すると災害リスクを調べることができるので、参考にしてみてください。

参考>ハザードマップポータルサイト

避難経路と避難訓練について

私の見学した保育園では、全ての保育園が月1回程度の頻度で避難訓練を実施していました。
園見学の際に説明される場合もありますが、説明がなければ質問をしておきましょう。

また、可能であれば保育園内の避難経路も確認させてもらいましょう!
避難口に荷物が積まれていていざという時に脱出できない…なんていう保育園は危険です。

車道の危険性

小さなお子さんを持つ親御さんならご承知の通り、子どもたちは突然予測不能の動きをします。
保育園の門前が車道の場合、送迎時に誤って飛び出し事故に遭うリスクが考えられます。

また、車がすぐ側を通る保育園の場合、誤って保育園に車が突っ込むというリスクもあります。
最近では高齢者の運転した車が突っ込むという悲しい事故を時々聞きますよね。。

そういった点から、保育園が面している道路については以下の点を確認していました。

  • 道路の交通量が多すぎないこと
  • スピードの出しやすい大きな幹線道路ではないこと
  • 見通しの悪いカーブや交差点の近くではないこと

セキュリティ対策も確認

そして最後は防犯です。
悲しいことに、子どもを狙った犯罪が後を絶たない昨今です。

なるべく構造や設備面で不審者のターゲットにされにくいことを重視しました。

具体的なポイントは以下の通りです。

  • 出入り口が1ヶ所であること
  • 園舎の入り口はICカード等のセキュリティが施されていること
  • 園舎の玄関は常にスタッフがいるか職員室のすぐ側になっていること
  • 園庭から侵入し園舎の中に入れるような構造になっていないこと
  • 園庭の植木等、死角が少ないこと

素人目線の私の主観にはなりますが、なるべく侵入しづらい作りであることと、出入り口に職員の目が届くかどうかということを重視しました。

こみち
こみち

見学の際は「自分がこの保育園に泥棒に入るならどうするか…?」という視点で見てみるのがおすすめです!

まとめ 気になる保育園は積極的に見学へ行こう!

私が保育園見学の際にチェックしていたポイントをまとめます。

CHECK POINT
  1. 保育園の建物は緊急時に逃げやすい構造か
  2. 保育園の立地は災害に強いか
  3. 避難経路は確実で避難訓練は実施されているか
  4. 保育園周辺の車道にリスクはないか
  5. 不審者が侵入しづらい構造でセキュリティ対策はしてあるか

私が安全面(防犯・災害)を重視するようになったのは、たくさんの保育園を見に行った結果です。
見学を重ねていくうちに他の園との比較ができ、自分の中での優先事項も厳選されていきます。
時間に余裕のある方は、ぜひ多くの保育園を見学することをおすすめします!

それでは♪

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